Heritage circus

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newbalance numericが日本上陸したのでPJ STRATFORD 533購入とレビューをPLAN Bの思い出と共に。

 7月9日よりついに日本でも発売になったnewbalance numeric(ニューバランスヌメリック)丁度スケートボードシューズを買おうと思っていたタイミングで発売されたので購入してみました。今回は購入に至った経緯や、購入したシューズ(PJ STRATFORD 533)の紹介をしていきます。

スケートボードシューズ を何故買ったのか

何故スケートボードシューズを購入したのかというと、来月に短期間ですが、東京を離れて過ごします。その場所は海がの近くなのですが、何か夏らしいことでもしようかなと思いまして。サーフィンなんかも良いとおもったのですが、私は泳ぎが苦手なので却下。必然的にマリンスポーツなんかも省いていき、昔やっていたスケボーでもやろうかということになりました。 

スケボーをやるといってもトリックなどハードな感じではなく、気持ちよく走る。そんなイメージをして、クルーザーかPennyのような小さめのスケートボードでクルージングを楽しめればと考えてます。

そこで、スケートボードシューズも買おうかと考え、最初はバンズのスリッポンやERA、オールドスクールを物色。この辺の商品は値段的にも安いし、昔履いていたこともあり、バンズのグリップ力が好きなのでほぼ購入をしようと思っているところに、ある1つの情報が入ってきました。

newbalance numericの日本上陸

その情報というのはnewbalance numericが日本でも正式に展開をされるという情報でした。早速WEBサイトを見てみると、私の心はバンズから離れnewbalance numericに傾いていきました。

www.newbalance.co.jp

newbalance numericとは

newbalance numericはNewbalanceのスケートボードシューズラインです。チームのメンバーにはPJ LaddやAlto Saariなど実力派スケーターを揃える。海外では2013年から始まっていたのですが、日本には未上陸。輸入品などで購入は可能でしたが、NewbalanceJapanでの正式な扱いはありませんでした。
そして2016年7月9日より日本でも展開を開始。
取扱いは一部スケートボードショップなどで本格展開などはまだまだこれからなのでしょうか。

 

もう1つの後押しはPLAN B

newbalance numericのシューズは安いものでも10,000円程します。VANSは4,800〜7,800位で購入が出来ます。Newbalanceは何足も持っている位に好きで、このブログにも何度かNewbalanceの記事を書いてます。
しかし、好きとは言っても金額的にどうしようか悩んでいた所にまた1つ情報が飛び込んできました。
それは先ほど書いたPJ Laddというスケーターです。私もスケートボードから離れあまり情報も見ていなかったので、このスケーターのことは知りませんでした。なので調べてみると、かなりの実力派で人気もあるスケーターのようでした。しかも所属チームは、PLAN B。
20年前位にすごく人気のあったチームです。私もビデオなんか見たりして好きなチームでした。

PLAN Bとは

1990年代初頭にマイク・タナスキーが立ち上げたチームで、当時人気だったH-Streetなどから有名なスケーターを引き抜いたりして、発足からオールスターチームのような存在でした。数々の技を発明した天才、ロドニー・ミューレン(ワールドインダストリーズ創設者)。DCシューズで有名なダニー・ウェイやコリン・マッケイ。後に「GIRL」を立ち上げるマイク・キャロルやリック・ハワード。

さらにはパッド・ダフィーにサルバービア、ジェレミー ・レイなど(記憶の中ではこの位ですが他にもいました)本当に豪華なメンバーが揃ってスケートボード界を躍進してました。私はロドニー・ミューレンやジェレミー・レイが好きでした。PLAN BのTシャツを買ったりもしていました。

その後創始者のマイク・タナスキーが亡くなり、ダニー・ウェイやコリン・マッケイがPLAN Bを支えていくも、マイク・キャロルやリック・ハワードがPLAN Bを抜ける形で「GIRL」を立ち上げ、H-StreetからPLAN Bには参加しなかったエリック・コストンやガイ・マリアーノなど実力派のメンバーを揃える。そしてビデオを撮影するのは、アカデミー脚本賞を取ったこともある映画・PV監督の鬼才スパイク・ジョーンズ。メンバーの凄さやビデオのスタイリッシュさで、一躍人気はPLAN BからGIRLへ。その後ChocolateやFourstar、LAKAIなど派生していく。

この辺はスケートボード界でも色々とごたごたがありました。GIRLに対してワールドインダストリーズ系列がブランドを立ち上げるなど。

こうしてPLAN Bは終わったという所までは自分も知っていたのですが、2005年にダニー・ウェイやコリン・マッケイが復活して今でも続いていました。

ちなみにダニー・ウェイやコリン・マッケイはDCシューズの看板ライダーとして活躍していくのですが、このブランドは、コリンマッケイの兄であるデイモン・ウェイとケン・ブロックのウェアブランドである「Droors Clothing」のシューズ部門として「Droors Clothing Shoes」の略として「DCShoes」が立ち上がりました。

newbalance numeric購入を決断する

そんな思い出もありやnewbalance numericの日本上陸と合わせて、色々な想いが一致。これは買うしかないという決断にいたりました。こういうのって値段の部分を飛び越えてしまったりします。

いざ購入をしようと決めて、次はどのモデルを購入しようか迷っていたのですが、当初より黒いシューズが欲しかったので「PJ STRATFORD 533」に決定。Newbalanceの公式オンラインショップの通販で購入をしました。

PJ STRATFORD 533とは

このモデルはもともとチームモデルであったSTRATFORD 479が前身。このシューズをPJ Laddのフィードバックと共に開発したのがPJ STRATFORD 533。PJの名前も入り、newbalance numeric初のシグネイチャーモデルとして発売。
元々PJ LaddからPLAN Bに行き付き、newbalance numericを購入しようと思ったので、彼のシグネイチャーモデルを買うのは必然だったのかもしれませんね。500番代というのもまたNewbalance好きには嬉しい所です。

newbalance numericから発売されているのは今のところ、全四種類。PJ STRATFORD 533以外には、

かなりスポーティで高機能、Newbalanceらしいデザインの「868」

アルト・サーリのシグネイチャーモデルの「ARTO 358」

クラシカルなローテクデザインのスタンダードモデル「QUINCY 254」

PJ STRATFORD 533レビュー

だいぶ長くなりましたが、ここからがシューズのレビューです。
PJ STRATFORD 533のミッドソールには最近のNewbalanceの靴にも採用されているREV LITEを採用。アッパーは一枚革(人工)ですが、見た目はステッチにより定番であるM576ような切り返しやデザインを採用してます。製造はMade in Chaina。
アッパーのスエードはシンセティックレザー(人工)Newbalanceの他の製品とは違いザラザラした質感です。この辺の詳細はわかりませんが、質が悪いというよりも、スケートボードの摩擦に負けないように何か加工をしているのかも。
(PUコーティングをして摩擦から靴を守っているようです。)
強度面でいえば、1700から採用されているN duranceもアウトソールに採用されている。

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斜め後ろから見るとこんな感じになります。この辺のデザインはNewbalanceでもお馴染みのデザイン。Nマークはステッチなどはなくラバーテープ。

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ソールはこんな感じです。newbalance numericのロゴが入ってます。写真では見えづらいですがREV LITEの表記もあり。Newbalanceでは見かけないデザインですが、グリップ力はどんなものでしょうか。試したら追記します。

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ベロや履き口周辺はメッシュを採用。この辺にスポーツブランド感を感じます。ベロはかなり厚めな感じです。ここにもnewbalance numericのロゴが入ってます。

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上から見るとこんな感じです。かなり丸みを帯びてるラインです。一枚アッパーなので切り替えなどはありませんが、ステッチによりNewbalanceの往年のデザインを表現してあります。実際に見ると結構わかりづらい感じ。

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実際に履いてみると、さすがNewbalanceといった感じでクッション性はかなりあります。スケートボードをしない人でも街履きでも大丈夫ですね。横幅はかなり細めなので、いつもよりも大きサイズで購入した方が良さそうです。フィット感はかなりあります。足をしっかりとフォールドしてくれるのですが、それを窮屈と感じる人もいるかもしれません。
靴自体の素材としてはあまり高級感がありません。スケートボードをするとかなり靴が痛むのでスケートボードをする前提としての素材選びなのだと思います。

最後に

こんな感じのnewbalance numeric PJ STRATFORD 533の購入記&レビューでした。まだボードは買っていないのですが、東京を離れるまでは普通に履いて慣らしておこうと思ってます。

この記事があなたのいい靴探しにお力添え出来たのならば幸いです。それでは。

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