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何番台って何?ニューバランスのおすすめシリーズをご紹介

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ニューバランスにはたくさんの人気モデルがあるわけですが、名前ではなくて同じような数字が並んでいて分かりづらいですよね?996とか991とか990とか。

ただ、番号が似ているのはシリーズ毎に分かれているからなんです。そのモデルの型番によって、ニューバランスのどのシリーズに属しているのか簡単に分かるということです。

シリーズの種類

それではニューバランスにはどんなシリーズがあるのか説明していきましょう。

  • 500番台シリーズ
  • 900番台シリーズ
  • 1000番台シリーズ
  • 2000番台シリーズ

代表的なシリーズはこのように分かれています。他にもシリーズは存在しているのですが、まずはこのシリーズを覚えておけば間違えありません。

ニューバランスにはUSA製・UK製やアジア製と分かれているのですが、生産地の違いがあってもシリーズは同じになります。

例えばM996(USA製)もMRL996(アジア製)も900シリーズになるということです。

シリーズの特徴

シリーズは番号の違いだけでなく、各シリーズごとに特徴が分かれています。

  • 500番台シリーズは主に過去のオフロードランニング向け
  • 900番台シリーズは主に過去のオンロードランニング向け
  • 1000番台シリーズは過去のフラッグシップモデルで時代ごとの最新技術を搭載
  • 2000番台シリーズは過去の1000シリーズから続くフラッグシップモデル

このようにシリーズによって特徴がことなりジャンル分けすることができます。過去のと書いてあるのは、定番モデルは製造が一度終了してからLIFESTYLEラインから復刻版として販売されています。そういう意味で過去のという括りをしています。

各シリーズの代表作

ニューバランスのスニーカーはどれも素晴らしいのですが、その中でも各シリーズの代表作をご紹介します。

500番代シリーズ

初代500番台はオフロードランニングシューズとして1982年にM555が発売。幅はややゆとりがあり、アウトソールにはブロックパターンを仕様しオフロードでのグリップ力を高めている。現在大人気のML574も500番代シリーズになります。

M576

500番台の一番人気といえば、やはりM576。1988年にオフロードランニング用のシューズとして発売され今年2018年には30周年を迎え、グレソンとのコラボレーションモデルが発売。オフロードランニングシューズとしての発売でしたが、当時のスニーカーブームの到来によりストリートでの人気が高く、今でもファッション性の高いアイテムとして君臨。メッシュ・ヌバック・スムースレザー・スエードなど素材のバリエやカラーバリエも豊富なのが特徴として挙げられます。発売当時はアメリカ製でしたが、現在は主にイギリスのフリンビー向上で作られている。アジア製のML574はM576の廉価版として登場したのは有名な話し。デザインや若干硬めな履き心地などもM576譲りのコストパフォマンスモデルとして大人気。

その他の有名モデル

M575・M577・M585・MT580・M530

900番台シリーズ

初代900番台オンロードランニングシューズとして1982年にM990が発売。大胆な広告を掲載しあっという間に人気モデルに。幅はややホッソリとして、どんなファッションにも合いやすいことから現在でもファッション性の高いアイテムとして重宝されている。Appleのスティーブ・ジョブズが愛用したことでも知られているシリーズになります。現在大人気のMRL996も900番代シリーズになります。

M996

900番台を語る上で外せないのがこのM996。900シリーズの人気を定着化させたモデルとして有名である。現在ではM996とMRL996が発売されているが、M996がUSA製でMRL996はアジア製となっている。ただM576とM574のような廉価版扱いではなく、あくまでリファイン(改良)モデルとして存在。M996がミッドソールにC-CAPとENCAPを搭載しているのに対してMRL996はミッドソールにレブライトを搭載し軽量化を図っている。その他にボディ等もホッソリとスマートにしてミッドソール同様に軽量化に成功。M996とMRL996ともにニューバランスでも売上のトップランク。

その他の有名モデル

M990・M997・M998・M991・M990(四代目)

1000番台・2000番台シリーズ

1000番台・2000番台シリーズはともにフラッグシップモデルなので、同時にご紹介します。1000番台がはじめて登場したのは1985年の1300がはじめて。ラルフローレン氏に「雲の上を歩いているようだ」と言われたことや「スニーカー ロールスロイス」と各界から賛辞を受けた。1000番台・2000番台シリーズの場合は、その時代に合わせたイメージが強く打ち出されている。現在最新のM2040V3にいたってはウォーキングモデルのような扱いもされているように、何モデルという括りではなく、とにかく最高のテクノロジーを集結したのが1000番台・2000番台シリーズの特徴である。

M1400

日本に縁が深いM1400はクラシックデザインにおいて最高のスニーカーだと思っています。履き心地はもちろん、趣も作りも全てにおいて完璧なのがM1400。これは私個人の意見になりますが、同じように思う人は少なくないはず。もちろんハイテク系のスニーカーであればM1700の履き心地やM2040V3の安定感には敵いません。しかしそれ以上の価値があると思わせるのがM1400の凄さ。長きに愛される「良い物」としての存在感があるのだと思います。

その他の有名モデル

M1300・M1500・M1700・M2040

ニューバランスの番台後記

一般的に一番人気が高いシリーズはやはり900番台シリーズでしょうか。どのシリーズもコアなファンは多いです。私自身は決めかねる部分もありますが、500番台シリーズが好きだったりします。しかし900番台も1000番台シリーズも持っています。
どのシリーズで選ぶかということよりも、ニューバランスを知る上で、シリーズを知るということは理解を早めることに繋がると思います。シリーズが分かった上でもう一度型番を見ると「そういうことなのか」と気付きもあるはずです。

この記事があなたのいい靴との出会いにお力添え出来たのならば幸いです。それでは。

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