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安定感抜群。ニューバランスおすすめのトレイルランニング・トレイルウォーキングシューズをご紹介します。

ニューバランスにはランニングシューズの他にもトレッキングやトレイルなどオフロードで使用できるシューズも商品ラインアップとしてあります。

古くは、ニューバランスの定番で名品としても知られるM576もオフロードランニングシューズとして登場。その祖となるM555も然り、ニューバランスの500番代シリーズは現在でいうトレッキングシューズやトレイルシューズに分類されます。

現行ではMT・MOシリーズとして受け継がれてシリーズ化されています。

今回はそんなニューバランスのトレイル・トレッキングシューズの紹介をしていきます。

トレイル・トレッキングって何?

トレイルやトレッキングというのは、山歩き・山野走りなど、舗装されていない山や野原を走ったり歩いたりすることを言います。山登りと違い登頂を目指したりするわけではなく、自然に囲まれたオフロードな道を楽しむ時間ということですね。

主にトレッキングは歩くことを目的としていて、トレイルはトレイルランニングという言葉があるように、山や原野や里山を走ることを目的としています。

トレイル・ウォーキングというのは基本的にはトレッキングと同じ意味として扱われています。

トレッキング・トレイルに必要な靴とは?

トレッキング・トレイルでは未舗装な道を歩いたり走ったりするわけですから、普通のスニーカーなどで歩くと結構たいへんなものです。
なのでトレッキング・トレイルには専用のシューズが存在しています。本格的なものから気軽に使えるタウンユースなものまで。

主にトレイル・トレッキングに必要とされるシューズの要素として以下のものがあります。

  • 安定感
  • 丈夫さ
  • グリップ力
  • 防水性

安定感

未舗装な道は一定ではないので、とても不安定です。そこで靴自体に安定感がないものだととてもじゃないけど歩いたり走ったりするのは困難になってしまいます。足の怪我をしてしまう原因にも繋がります。

アウトソールは地面に触れる部分なので、幅が広いタイプになります。着地面積を広げることによって安定感が生まれます。

靴自体では足の安定感を保つために横方向の動きにも強いものが必要です。未舗装な道はでは色んな角度に足が曲がったりしますので、靴がグニャグニャだったり横ズレが起きてしまったりすると、そのまま一気に倒れ込んでしまったり転倒の恐れもあります。横の動きに強いということは、この横ズレを減少してくれます。

丈夫さ

丈夫さに関しては、トレイルやトレッキングには石や枝なんかも落ちていたり何があるかわかりません。岩に足をぶつけることもあります。そこで靴のアッパーにクッションを入れたり、強度の強い素材を使って補強をしています。これによって安全性を高めているわけですね。

グリップ力

グリップ力は、様々な地形に合うようにアウトソールにブロックパターンが使われています。簡単な例でいうと、マウンテンバイクのタイヤを思い浮かべてください。ゴツゴツしていますよね?まさにあんな感じでゴツゴツとしています。自然の中ではグリップ力がないと転倒にも繋がります。グリップ力の強い靴を選ぶというのはトレイル・トレッキングにおいては重要度が高い。

グリップ力に定評のある素材としてVibram社製のアウトソールが有名です。

天候に対応

天候については、水に強い素材が使われていると、急な雨の時でも靴の中への浸水を防いでくれます。足が濡れてしまうと乾きづらいので急激な冷えにも繋がります。有名な所でいえばGORE-TEXや各ブランドが出しているGORE-TEXと同等の素材がアッパーに使われていることが好ましいとされています。

 ニューバランスのトレッキング・トレイルシューズ

ニューバランスは元々矯正靴やアーチサポートをするためのインソール作りからスタートした会社です。その姿勢は今現在でも受け継がれていて、履き心地には定評があり、走るためや歩くための機能がたくさん搭載されているのが特徴です。

専門的なブランドと比較してしまうと、本格的なトレッキング靴はそこまで見当たりませんが、入門的やトレッキングにもオシャレさを出したい人達に人気があります。

トレイルランニングに関しては、ランニングシューズを作り続けてきているニューバランスだからこその歴史やテクノロジーが詰め込まれた靴もあります。

最初にも書きましたが、元々500番台シリーズから始まったオフロードランニングシューズはM576をはじめ、MT585、MT701、MT702などの名品が数多く生まれました。安さが魅力的なMT503も多くのファンが生まれていました。

基本的に型番としては、数字の前に「MT」「MO」というアルファベットが付きます。これはMT「メンズトレイル」MO「メンズアウトドア」の略で、レディースモデルの場合は「WT」「WO」になります。

※MTやWTがつかないものでもトレイル・トレッキングモデルは存在する。

それでは入門編から本格的なものまで、ニューバランスのトレイル・トレッキングシューズの紹介をしていきます。

MO790

トレイルウオーキング対応のMO790。ミッドソール(靴のクッション部分)には軽量化に特化しクッション性も良いREVLITE(レブライト)を使用。見た目とは違いとても軽いため、長時間のウォーキングでも靴による疲れが軽減される。補強部分にはTOE PROTECTが採用され爪先の保護もバッチリ。アッパーにはH2O RESISTANTという独自の撥水機能がある素材を使用。アウトソールにはブロックの深いソリッドラバーを使用、強度面はN duranceによって強化されている。トレッキングっぽくないデザインも魅力的なモデルです。

 

MO703H

定評のあったMO703のハイカットモデルとして登場したM0703H。こちらも790と同様にミッドソールにはREVLITE(レブライト)を使用。普通のローカットモデルと遜色のない軽さを維持している。補強部分には強度の強いシンセティックレザーや合成樹脂を使用。アッパーにはGORE-TEXを使用し撥水性もバッチリ。定評の高いVibram社のアウトソールを採用。トレッキング・トレイルシューズとしての一定の水準をクリアし人気のあるモデルになります。現在ニューバランスでの扱いは終了しているので、残るは在庫のみでしょうか。MO790とくらべてトレイル・トレッキングっぽさを残すM0703Hが欲しい方は早めの方がいいかもしれません。

 

MT620

MT620はトレイルランニングシューズになりますが、トレッキング・トレイルウォーキングにも対応したモデル。番号的にはMT610の後継モデルとなるのでしょうか。ローカットなので初心者にも履きやすく、街履きとしても対応出来るデザインが魅力。ミッドソールにはクッション性に特化した「CUSH+(クッシュプラス)」を採用。アッパーはGORE-TEXを採用しているので、防水性・撥水性もバッチリ。また強度面では少し頼り無さそうに見えますが、強化されたシンセティックレザーやメッシュを使用しているので、トレイル・トレッキングにも十分に対応。補強にはTOE PROTECTも採用されている。アウトソールはソリッドラバーを使用しランニング対応モデルらしく一定的なブロックパターン仕様となっている。

 

MT410

とにかく安くてトレイル・トレッキングに対応しているモデルを探している方はこちらのMT410がおすすめ。安いながらもミッドソールにはACTEVAライトを使用。軽量化とともに安定性が高くなっている。アッパーや強度面はシンセティックレザーが採用され最低限の強度を保っている。特筆するべき所はないが、とりあえずトレイル・トレッキングがほしい方にはうってつけのM410。

 

ちょっと一息

安さで多くのファンを持っていたMT503・WT503。去年当たりまでは目にしていたと思ったら今は廃盤?今の所MT503・WT503の後継モデルらしい靴は出ていなそうなので、MT410がMT503の後継ポジションに入るのでしょうか。並行輸入しかモデルにMT510があるのですが、番号的にはそちらが後継でしょうか。見た目的にもMT503・WT503のようなあのゴツゴツ感を感じます。

安さが大きな魅力だったMT503・WT503。今でもわずかに在庫が残っている。

 

デザイン的にもMT503・WT503に近いものを感じます。トゥ部分の山切りみたいなステッチの部分とかも似ていますね。ちなみにこちらはMT510のバージョン2。現在はバージョン3も販売されています。日本のAmazonで買うとかなり高価ですが、アメリカのAmazonの値段を見るとかなり安い値段です。 

 

FRESH FOAM GOBI V2

もともとトレイルランニングシューズとして定評のあったFRESH FOAM GOBIがバージョンアップして登場。MT620よりも本格的なトレイルランニングシューズで、スピード走行にも耐えられる作りとなっているのがFRESH FOAM GOBI。ミッドソールには、一般的なランニングシューズにも使用されている「FRESH FOAM (フレッシュFORM)」を採用し履き心地の良いナチュラルなクッショニングを提供。アッパーには通気性とサポート性に優れたエンジニアードメッシュアッパーが使われてトレイル・トレッキングでも走行にも対応。補強にはTOE PROTECTも採用されている。アウトソールはライトウェイトソリッドラバーを使用しランニング対応モデルらしくブロックパターン仕様となっている。

 

FRESH FOAM HIERRO

先程紹介したFRESH FOAM GOBIよりも長時間のランニングに適しているのがFRESH FOAM HIERRO。ミッドソールには、一般的なランニングシューズにも使用されている「FRESH FOAM (フレッシュFORM)」を採用し履き心地の良いナチュラルなクッショニングを提供。アッパーには剛性と耐久性の強いHYPOSKINを採用して強度を高めているほか、補強にはTOE PROTECTも採用されている。定評の高いVibram社のアウトソールを採用。また、足入れ部分はブーティ構造により、小石や砂利などの侵入を防ぐとともに、足を心地よく包み込んでくれる。

 用途にあったシューズ選びを

こう見ても結構たくさんのトレイル・トレッキングシューズがありますね。日本で普通に購入をできるのはこの位ですが、海外のみの販売を見ると他にも革製のトレッキングシューズがあったりします。日本でも結構いけそうな位にデザインも良いのですが、需要があまりないのでしょうか。

やはり使用用途にあったモデルを選ぶというのが、まずは第一歩ですね。

山を走りたいのか歩きたいのかによっても選ぶ靴は変わると思います。ウォーキングシューズでも走ろうと思えば走れますが、すぐに疲れてしまいます。逆にランニングシューズで長い時間歩くと疲れます。MT620は一応両方に対応しているので、どちらもというかたにはおすすめです。

この記事があなたのいい靴との出会いにお力添え出来たのならば幸いです。それでは。

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