この記事ではJASON MARKK(ジェイソンマーク)でニューバランスM1400・M991の汚れをどだけ綺麗にできるかを試しています。まずはその馴れ初めから。
スニーカーも履いているうちにだんだんと汚れてくるものですよね。私のM1400はもうかれこれ4年以上履いてます。M991にいたっては15年位前に購入して、最近では履くこともありませんが、その前は10年以上履きました。
M1400は綺麗になるのか!
普通の汚れもあるのですが、昨年にお花見をした時にケチャップがドバっ!!と(笑)つま先の方に付いてしまったんですね。
一応拭いてみたり、スエード用の汚れとりなどを使ってみたのですが、結果は今ひとつ。そのまま時が経過して少しづつは染みも薄くなってはきていたのですが……
写真の状態がそれです。ケチャップの汚れだけではなく、だいぶ汚れています。
これがケチャップの染みです。さすがに赤くあないですが、油などで黒い染みになってます。
ミッドソールも土埃で汚れています。サイドのNマークの下には謎の染みが。
クリーニングに出そうか考えたのですがなかなか出せずにいました。一度自分でクリーニングをしてみよう。
そう思った時にJASON MARKK(ジェイソンマーク)という商品のことを知りました。JASON MARKK(ジェイソンマーク)はスニーカーを洗うために開発されているクリーナー(液体洗剤)です。レザー・合皮・スエード・ヌバック・ナイロン・キャンバスからソール素材までいろいろな素材に対応。
レザーをはじめ、スエードやメッシュを使っているニューバランスはスエード用のだとメッシュの部分が…とかメッシュに合わせるとスエードの部分がとか、素材に合わせてクリーナーを用意するのも面倒ですし、JASON MARKK(ジェイソンマーク)は一本で全ての素材に対応できるのでかなり便利です。
JASON MARKK(ジェイソンマーク)はこんな感じです。オシャレなパッケージで中身はプレミアムシュークリーナーとスタンダードシュークリーニングブラシシのセット。この付属しているブラシは合成繊維で出来ていて固いようなので、繊細なスエードやメッシュには適していないとのこと。
そこで合わせてプレミアムシュークリーニングブラシも付いているキットを購入してみました。写真右下の箱がプレミアムブラシ。このブラシは豚毛でできているので、付属のブラシよりも柔らかくスエードやメッシュでも安心して使用できそうな感じです。
ただちょっとブラシの毛が揃っていなかったり、木の部分の切断面が荒れていたり雑さもあります。Redecker商品のようなイメージで待っていたのですが、そこはマイナス。
ブラシの違い
左がプレミアムシューブラシ。右が付属のスタンダードブラシ。
プレミアムシューブラシは柔らかいのでスニーカーに対してグニャグニャと沿う感じがします。一方のスタンダードブラシは固くまっすぐのままスニーカーにあたる感じ。
この他に使用するものといえば、水とクロス(布などでもOK)これで準備は整ったので早速JASON MARKK(ジェイソンマーク)でM1400をブラッシングしていきましょう。
後はシューキーパーがあるとスニーカーのシワが伸びるので掃除しやすくなります。私はこのクリーニングのために100均でシューキーパーを購入。DAISOのシューキーパーなのですが、ブラッシングする時に便利かと思い、汚れてもいいように一足300円(片方150円)で購入しておきました。バネでサイズを調整しているのですが、その部分が取っ手のように掴みやすく、掃除がしやすかったです。
それと、この段階で紐とインナーソールはハズしておきましょう(私は忘れて後で外しました 汗)
すっかり汚れてしまったニューバランスM1400は、果たして綺麗になるのでしょうか。ここからクリーニング作業に入ります。
まずはブラシに水を付け、次にブラシに洗剤を数滴垂らしていきます。この後もう一度水を付けます(スエード素材などはこの手順を省いてもいいかもですが、水を付けた方が泡立ちがよく感じます)
ここで一息。もしボロボロになったらどうしようと、一応M1400に今までの感謝を伝えます。
まずは付属の硬いブラシを使ってミッドソールとアウトソールをゴシゴシ洗っていきます。この辺は傷もつきにくいので勢いよくやってしまいました。なかなかいい泡立ちです。昔たわしで上履きをゴシゴシ洗っていたのを思いだしますね。気持ちがいいです。
次にプレミアムブラシに変えてアッパーを洗浄していきます。さっきよりも明らかに優しいブラッシングに自然になってしまいます。
ミッドソールは泡立ちも良かったのですが、スエードやメッシュ部分は泡がたちにくい。あと、この段階で紐が点きっぱなしですが、洗浄前にはずしておきましょう。私はこの撮影の後に気づいてすぐに外しました。
ブラッシングを終えたら、用意しておいたクロスで泡を拭き取ります。これで作業は終了ですが、汚れが気になる場合は、この工程を1〜5回繰り返していきます。
写真上がブラッシング後で下がブラッシング前。濡れているので色が濃くなっていますね。汚れが取れているのかはまだわかりませんがワクワクしてきます。
この後は乾くまで待ちます。日当たりの良い所だと変色の原因にもなるので、基本は日陰干し。もう片方の靴もクリーニングしてクロスで拭き、干して乾くのを待ちます。
その後スニーカーが完全に乾いたら全体をブラッシングします。これもスエード用の柔らかい素材(豚毛や馬毛)などのブラシを使うようにします。
とりあえず今回は一度でどれだけ綺麗になるのかを試したかったので、クリーニングは一度だけ。
その状態がこれです。全体的にホコリをかぶっていたのでしょうか。光の加減というのもありますが、実際に色も濃くなって、M1400のカラーがよみがえったような気がします。
ケチャップの染みも少し薄くなってる。メッシュの汚れも取れて少し綺麗になっている気がします。メッシュの色が全然ちがいますね。
サイドの謎の染みも薄くなってます。
元々あまり目立った汚れがなかった内側はもだいぶ綺麗になってます。あと、ミッドソールは白さを取り戻して綺麗になりました。
今回のクリーニングと関係ない部分ですが、Nマークのほつれがあるので綺麗にしてあげないとですね。
上から見るとそうでもないのですが、横から見るとまだ少し汚れが目立つ気がします。
M1400は綺麗になったのか
結論からいうと綺麗になったと思います。写真では分かりにくいかもですが、全体的には綺麗になりました。
ただ染みの部分の関しては、薄くなったのですが、一度では落ちていません。もう何度かクリーニングをしてみようと思いますが、それで染みはさらに薄くなるのか。
あまりやりすぎると今度はスニーカーを痛めてしまいそうなのですが、もう4年以上も履いていますし、実験的にJASON MARKK(ジェイソンマーク)でクリーニングをしていこうと思っています。またその過程も報告していければと。
M1400のレビュー記事も書いてます。興味がある方はご覧ください。
M1400の人気の理由はここにあり!?履き心地やデザインも徹底評価 - Heritage circus
続いてM991も試してみたので追記します。
M991 before after
10年以上はいたM991はJASON MARKKで綺麗になるのでしょうか。
M1400程の色の違いはでませんでしたが、全体的には綺麗になっています。
トゥの部分の汚れが落ちています。写真では分かりづらいですがメッシュ部分の汚れもおちました。
横から見ると少し色が濃く蘇ってきているようにみえます。アフターの方がニューバランスのグレーといった感じですね。ミッドソールは全体的に綺麗になっています。
一番汚れていたヒール部分ですが、結構綺麗になっています。ミッドソールも綺麗にならない部分は汚れによってあるようです。
M991は綺麗になったのか
こちらも綺麗になったと思います。元がボロボロだったのであまり綺麗感を感じないかもしれないですが、全体的な汚れはおちてます。こちらも後何度か繰り返しクリーニングしていきたいと思います。
M991のレビュー記事も書いてます。興味がある方はご覧ください。
どこまでも歩ける気がする。ニューバランスM991の評価と履き心地。 - Heritage circus
JASON MARKKは買いか!?
今回クリーニングしたM1400やM991はは少し汚れすぎていた部分もあるのですが、普通の汚れならばだいぶ綺麗になります。
商品のデザインもオシャレなので、普段は部屋に飾っておいてもサマになるのも嬉しい所。それに自分でスニーカーをクリーニングすると、靴にもっと愛着が沸いてきます。これはJASON MARKK(ジェイソンマーク)限ったことではないですが、セットになっていて使いやすいですし、スニーカー専用というのが心強い。
JASON MARKK(ジェイソンマーク)はあなたのスニーカーの相棒として1つは持っていても良いのではないでしょうか。そんな買いの一品だと思います。